例を挙げると肩こりの原因が足にあったり、腰の痛さのきっかけが腕にあったりという事もありえます。
整体は、およそ2000年前に誕生した中国の「椎拿(すいな)」が、起源と言われています。
腰の痛みの施術のために顎や首の歪みを矯正するといったことも珍しくありません。
苦痛のある患部に痛みの原因があるのではないという考えに基づいているため、痛みのあるロケーションに直接施術するとは限りません。
推拿は現在でも中国で施されている、骨格や筋肉のバランスをすり合わせする手技療法のひとつ。
それ以外、1874年(明治7年)にアンドリュー・テイラー・スティル氏によって発表されたオステオパシーや、欧米のカイロプラクティックなど海外から入って来た様々な手技療法がブレンドされ、日本人に合うようアレンジされた手技療法です。
どこかが歪んでいることがきっかけで、別のどこかに痛みや違和感という症状となって現れるという考えのもと、そのきっかけとなっている部位に施術を行ないます。